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支倉常長知るパネル討論会・米沢で記念事業
(2021年3月17日山形新聞より)



 江戸時代初期に慶長遣欧使節団を率いてスペインやローマなどを訪問した支倉常長について考えるパネルディスカッションが2月23日、米沢市の伝国の杜で開かれた。「チョコレートを初めて食した日本人、支倉常長とは」の題で、米沢出身と言われる常長の人となりを探った。

 同使節団の帰国(1620年)から400年の記念事業の一環として「支倉常長日西文化協会」(九里広志理事長・S40卒)が主催。支倉家14代当主の支倉正隆さん(兵庫県尼崎市)がオンラインで参加し、九里理事長の進行で4人のパネリストが議論した。

 正隆さんは使節団の行程を説明する中で、常長が液体のチョコレートを滋養強壮の薬として飲んだエピソードを披露。会場ではインドネシア出身で栄養大学4年のナビラ・クルスム・ウィボウォさんと米国出身で市国際交流員のジェシー・ウィーラーさんが、海外からの目で見た常長について発言した。「米沢伊達氏案内人」として活動する椎野健作さん(S40卒・仙台市)は『常長が帰ってきた時、仙台の人たちは常長が宇宙に行って帰ってきたみたいに感じたのかもしれない」と語った。

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