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政宗と米沢の関わりとは・伊達放談会・小学生ら、業績など学ぶ
(2020年8月3日山形新聞より)


米沢生まれの伊達政宗について学んだ「伊達放談会」=米沢市・舘山寺

 米沢生まれの初代仙台藩主・伊達政宗について考える「伊達放談会」が2日、米沢市の舘山寺で開かれ、小学生や歴史愛好家約30人が、政宗の業績や米沢とのかかわりについて理解を深めた。

 米沢市出身で「米沢伊達氏案内人」として活動する椎野健作さん(73・S40卒)=仙台市=が呼び掛け人となって開催。置賜地域の子どもたちに地元出身の政宗について知ってもらおうと、椎野さんらが分かりやすく解説した。

 椎野さんは「青年時代の政宗を見られるのは米沢」と説明し、米沢時代の政宗を紹介。「仙台初売り」のルーツが米沢時代の伊達家の記録に残ることなど、仙台と米沢のつながりについても説明した。また、舘山寺の山口卓道住職、支倉常長生誕之地顕彰会の岡崎利勝会長らもそれぞれ政宗について語った。会の終わりには、米沢のすずめ踊り団体「毘龍(びりゅう)」が、政宗が仙台城を築城した際の踊りを始まりとする同踊りを境内で披露した。

 米沢東部小6年の影沢克己君(11)は「政宗は知っていたけど、米沢生まれとは知らなかった。人柄とかを聞けて面白かった」と話した。

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