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山形の旅 スペイン人好み・現地の旅行会社担当者・米沢で着付け体験
(2018年11月9日山形新聞より)


着物姿で九里広志理事長(S40卒)と記念撮影するスペインの旅行会社担当者=米沢市

 米沢市の「支倉常長日西文化協会」(九里広志理事長・S40卒)のスペイン訪問がきっかけとなり、8日、同国の旅行会社の商品開発担当者4人が米沢市を訪れた。着物の着付けや酒蔵見学などを通じ日本文化に触れた。

 同協会は今年6月「訪西文化使節団」を結成し約60人でスペインを訪問。その際、日本政府観光局(JNTO)の現地事務所と協議して視察誘致が決まった。

 東日本大震災の被災地を含め、東北地方への誘客拡大の狙いもあり、4人は4〜10日まで日本に滞在し、南東北3県と岩手県を回り、観光地視察や文化体験などを行っている。

 本県には6日から滞在中で、この日に米沢入り。出迎えた九里理事長らと共に米沢牛を味わった後、着物着用体験や日本酒資料館の見学などを楽しんだ。

 イサスワン・ランガリカさん(40)は視察先を振り返り「銀山温泉や最上川の舟下りなどは、スペイン人にも好まれると思う」と笑顔で話していた。

 九里理事長は「トップクラスの旅行会社が来てくれて手応えはある。支倉がつないでくれたことは奇跡的なこと。観光だけでなく、日本のことを好きになってほしい」と語った。

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11月9日山形新聞