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イタリアへオンラインで県産酒PR・県酒造組合がセミナー
(2021年3月14日山形新聞より)


県酒造組合がイタリアに向け本県の酒造りを紹介したオンラインセミナー=山形市・県酒造会館

 県酒造組合(仲野益美会長)は15、16両日の夜、イタリアのソムリエやシェフ向けにオンラインセミナーを開いた。2日目の16日は映像で麹(こうじ)造りや搾りなど酒造工程を紹介し、小関敏彦特別顧問が解説。イタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」(鶴岡市)の奥田政行オーナーシェフは、県産酒と相性の良いイタリア料理について講話した。

 イタリアの販売店が毎年20人程度を率い県内で研修を実施してきたが、今年は新型コロナウイルス禍のため組合がウェブ上のセミナーを企画。ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使い、現地時間に合わせ山形市の県酒造会館から生配信した。

  16日は映像学習として、県内各蔵で撮影した▽精米、洗米、蒸し▽麹・酒母・もろみ造り▽搾り、瓶詰め、火入れ、貯蔵―の各工程を撮影した3本を上映。質疑応答で、小関特別顧問(S49卒)が三段仕込み、手作業のメリット、衛生対策、酒かすの再利用方法、火入れのメリットについて語った。

 奥田シェフは県産酒の味に触れ、各銘柄に合う料理を提示した。渡會俊仁技術研究委員長は地理的表示(GI)保護制度に基づく県産清酒「山形」の審査方法や厳格な審査基準を紹介。最後は受講者に事前送付した酒を飲んでもらい、リモートで交流した。

 初日の15日は本県の酒造り、県工業技術センターの研究について説明。両日とも計約40人が受講した。仲野会長は「このセミナーで学び、山形の酒の伝道師になってほしい」とあいさつした。今年中にドイツ向けのオンラインセミナーも予定している。 

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