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「山形を一番に」の思い・県科学技術賞・小関敏彦さん祝賀会
(2018年10月30日山形新聞より)


謝辞を述べる小関敏彦さん(S49卒)=山形市・ホテルメトロポリタン山形

 2017年度県科学技術賞を受けた県酒造組合顧問の小関敏彦さん(62・S49卒)=山形市青田3丁目=の祝賀会が29日、山形市のホテルメトロポリタン山形で開かれた。本県酒造業界などの約80人が献身的な尽力に感謝し、受賞をたたえた。

 発起人代表として仲野益美県酒造組合会長と秋場淳一郎県工業技術センター所長があいさつ。仲野会長は「小関先生のリードの下、山形の酒は今の地位を築いた。今後は海外でも日本酒の魅力を伝えてほしい」、秋場所長は「受賞は後輩の大きな励み、原動力になる」と語った。吉村美栄子知事が祝辞を述べた。

 花束を受け取った小関さんは「時代、人に恵まれたと痛感した。『山形を一番に』の思いが私の行動の動機になった。改めて皆さまに感謝したい」と謝辞を述べた。同組合の小島弥左衛門、尾原儀助、佐藤一良3副会長の音頭で乾杯した。

 川西町出身の小関さんは1980(昭和55)年4月から同センターに勤務。醸造技術研究者として県産酒の酒質向上に尽力した。今年の山形新聞「日曜随想」の筆者も務めている。

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10月30日山形新聞