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米沢の沖津信也さん(S41卒)・写実絵画の「プラチナ大賞」に
(2018年9月16日山形新聞より)


初雪の小国町の風景を描いた沖津信也さん(S41卒)の作品「光る道」

 米沢市在住の洋画家沖津信也さん(70・S41卒)の作品「光る道」(20号)が、写実絵画専門の「ホキ美術館」(千葉市)が主催する「プラチナ大賞」に入選した。沖津さんは「これからも大自然の美しさ、素晴らしさを表現していきたい」と話している。

 沖津さんは日展や白日会の会友で、フランスの「ル・サロン」永久会員。今回の作品は、昨年初冬、初雪の朝に訪れた小国町玉川地区の風景を描いた。路面に差す朝日と雪、両側の木々などをおよそ半年の制作期間で丁寧に描写した。沖津さんは「空気が描けるかどうかで作品の価値が決まる。写真にはない深みや自然への畏敬の念を作品を通して伝え続けたい」と話している。

 同大賞の実施は今回が初めて。41歳以上の作家を対象に、細密に描かれた写実絵画を募った。7月までに全国から274点の応募があり、大賞2点と入選48点が決まった。本県から唯一の入選となった沖津さんの作品は、来年3月6日から4月15日に同美術館に展示される。

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9月16日山形新聞