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禅の心取り入れ健やかに・長井の小野住職招き・日常の極意説く講座
(2021年2月14日山形新聞より)


禅と家事をテーマに講演する小野卓也住職(H4卒)
=東根市・さくらんぼタントクルセンター

 東根市民立大学「タントまなべ学園」の講座が13日、同市のさくらんぼタントクルセンターで開かれた。洞松寺(長井市)の小野卓也住職(H4卒)が講演し、日常生活に禅の心を取り入れ、健やかに家事や育児に取り組む極意を説いた。

 子育てと仕事を両立する「イクメン住職』として知られる小野住職は、「心を整える家事〜日常生活のなかの禅」と題して講演。家事と仏の教えをどうつなげるかを模索してきた経験を語り、その一端を紹介した。禅の成り立ちや、禅寺で食事をつくる責任者「典座」の仕事について解説し「食事を作るのも食べるのも修行。誠心誠意、集中して家事に打ち込むことで心が整った状態になる」とアドバイスした。

 小野住職はゲームジャーナリストとしても活躍。2020年には本紙(山形新聞)「日曜随想」の筆者を務めた。

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