仕事と家庭両立・能力の応用が鍵・小野卓也さん(H4卒)講演会・南陽市
(2018年5月12日山形新聞より)
出前講座で「長所マッチングゲーム」に取り組む社員=南陽市池黒・三陽製作所
県教育委員会が主催する家庭教育出前講座が11日、南陽市の三陽製作所(和田広社長)で開かれた。長井市の洞松寺住職で県家庭教育アドバイザーの小野卓也さん(44・H4卒)が、より幸せになるワークライフバランス(仕事と家庭の両立)をテーマに講演した。
小野さんは物事を暗記する力、要約する力、マネジメント力など、人が持つ能力は仕事にも家庭生活にも応用できると強調。「能力がないと思わず、磨き上げていくことで人間としての総合力を高めてほしい」と呼び掛けた。
講座後半には社員同士の心のつながりを促そうと、付箋に互いの長所や特技を書いて渡す「長所マッチングゲーム」も行った。小野さんは「能力をさまざまな場面に応用できるよう心の余裕を持ち、人と関わる余暇活動を楽しんでほしい。育児などで培われたスキルは、仕事面にも必ず役に立つ」とアドバイスした。講座は社員研修会として、約90人が受講した。
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