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地域活性化へ歴史学ぶ・米沢女短大生
(2021年6月4日山形新聞より)


赤芝地域の地域活性化事業や古民家の歴史を学ぶ学生ら
=米沢市・古民家孫太郎

 米沢女子短期大(米沢市)で地域おこしなどに関心を持つ学生が3日、同市赤芝町の古民家孫太郎を訪れ、赤芝地域が歴史文化を生かして進めているプロジェクト「伊達三日月街道活性化事業」に理解を深めた。

 社会情報学科の中川恵准教授のゼミに所属する7人が訪れた。孫太郎オーナーで伊達三日月街道活性化協議会代表の進藤俊彦さん(65・S50卒)が、赤芝町から仙台市に至る伊達家ゆかりの地域を結んだ「伊達三日月街道」の沿道地域活性化を図るプロジェクトの概要を説明。近くスタンプラリーを企画していることを紹介しながら、「歴史があって私たちがいるということを若い人たちにも伝えたい」と強調した。

 学生からは「高校時代、地域活動を展開したが周囲を巻き込むのが難しかった。どうやって巻き込むのが良いのか」などの質問が上がった。岩手県久慈市出身の2年岩舘和希さん(19)は「地域の歴史を生かして町おこしをしようという視点が面白い米沢により興味を持つことができた」と語った。