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歯科医師34人ワクチン研修・集団接種の打ち手に
(2021年6月4日朝日新聞より)

 新型コロナウイルスワクチンの「打ち手」を増やそうと、米沢市と市歯科医師会が2日夜、歯科医師に対する研修会を開いた。34人が参加し、今後の集団接種で打ち手を務める予定だ。同会によれば、歯科医師が打ち手を務めるのは県内で初めて。

 市は7月末までに高齢者の接種率を85%にすることをめざし、今月19日から市内の結婚式場「グランドホクヨウ」を集団接種の会場に追加する。打ち手不足が想定される中、同会から申し出があったという。

 研修では、実際に集団接種で打ち手を務める米沢市立病院の看護師から筋肉注射について学んだ。歯茎への麻酔の注射に慣れている歯科医師たちだが、腕への注射には「学生時代以来」という人も。

 同会の鈴木基会長(S49卒)は「ワクチン接種が早く終えられるように協力したい」と話した。