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プログラミング装置、市に120個・教育協力隊・小学校向け寄贈
(2020年9月7日山形新聞より)


土屋教育長に「バインドBOX」を手渡す鈴木紀史さん、我妻花音さん=米沢市

 米沢市の米沢工業高専攻科と、市内のプログラミング教室「アクティブラーニングスクール・サカツ」(佐藤公治代表・S48卒)で組織する「米沢プログラミング教育協力隊」は1日、市内小学校のプログラミング教育に役立ててもらおうと、独自開発したプログラミング用実験装置12個を市教育委員会に贈った。

 装置は、光、温度、人感の3つのセンサーと、発光ダイオード(LED)ライト、スピーカーなどを備える。プログラムを入力することで、周囲の明るさや温度によって音を鳴らしたり、ライトをつけたりすることができる。協力隊は荘内銀行のふるさと創造基金の助成を得て装置を開発し「バインドBOX」と名付けた。

 この日は佐藤代表と、専攻科2年鈴木紀史さん(19)、同1年我妻花音さん(19)らが市教委を訪問。佐藤代表は「実験装置は高価なものがあるが、1班に1個ではなく、1人1個で動かしてもらう体験をしてほしい」とあいさつ。専攻科生2人は土屋宏教育長らに装置の使い方を実演した。装置は市教委から各校に貸し出して授業に活用し、協力隊では教員向けの講習を行うことも予定している。

 ※プログラミング装置開発・米工高専攻科民間教室が連携(2020年8月8日山形新聞)