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レーズンの魅力前面に・山形大技術活用デラのスイーツ・戎谷光さん(H30卒)タルト最優秀
(2018年11月25日山形新聞より)


最優秀に輝き、賞状を受け取る戎谷光さん(H30卒)=米沢市

 山形大の城戸淳二教授と鹿野一郎准教授らが開発した「常温乾燥技術」でレーズンにしたデラウェアを使ってスイーツを作るレシピコンテストで、米沢市の県立米沢栄養大1年の戎谷光さん(19・H30卒)が考案した「レーズン尽くし!さっぱりカスタードのタルト」が最優秀に選ばれた。戎谷さんは「添え物になりがちなレーズンの魅力を引き出し、メインに引き立てる調理を心掛けた」と感想を語った。

 新たな特産品づくりにつなげようと、山形大や県立米沢栄養大、同市内の企業などが主催し、全国からアイディアを募集した。米沢牛、舘山りんごに続く3度目の今年は県内のほか東京や滋賀などから35点の応募があり、書類選考で実際に調理、試食する本選出場者8人を決めた。


戎谷光さんが考案したタルト

 本選は23日、同栄養大で開かれた。審査項目は▽食材の魅力を引き出しているか▽新奇性、創意工夫▽盛り付け▽味−の4点。戎谷さんのレシピはレーズンをふんだんに使い、甘さを引き立てるため土台のタルトで使う砂糖の量を減らしたことがポイント。さらにレーズンにブランデーを合わせて大人の味付けにし、サワークリームを使って味をさっぱりさせた。

 今月17日に行われた米沢市特産の「舘山りんご」を使ったオリジナルの菓子のアイデアを競うスイーツコンテストでも「舘山りんごとキャラメルのレアチーズケーキ」のレシピでグランプリに輝いており、2冠を達成した。戎谷さんは「管理栄養士になり、将来的には菓子店を出したい」と夢を語った。

舘山りんごスイーツコンテスト・戎谷光さん考案・レアチーズケーキ最高賞(2018年11月20日山形新聞)

11月25日山形新聞