昭和51年卒業同期会
「真夏の夜の夢」コンサート
Yumi Cross Healing World 2
8月16日、イギリスに暮らす同期生、クロス由美(旧姓:遠藤)さんのピアノコンサートを米沢で行いました。
呼びかけに集まった同期は、30名ほど、クラシックの調べに「夏の夜の夢」の森の妖精に出会ったようにファンタスティックなときが流れました。
由美さんから、メッセージが届いていますので、紹介します。
イギリス人の夫と結婚し、英国のリバプールに住んで12年になります。リバプールはビートルズの里として有名ですが、ここの住人は全員が例外なく音楽好きです。
この街には、あらゆるジャンルの音楽を聴く機会が、四六時中いくらでもあり、年を追うごとにつくづく恵まれた環境にあるなと感じています。
そのおかげか、そこに移ってからクラシックのピアノを習い始めました。そして、今ではオペラとバレエとミュージカルのためのピアノの仕事をするまでになりました。これは運命に導かれたと言っていいのではないかと思います。なぜなら来るときは全く予想もしていなかったからです。
そんな私の経歴を知って、この夏に博子さんが、ピアノの夕べを企画するから弾かないかと誘ってくれました。場所は米沢のローズガーデン、綺麗な庭園と素敵なイルミネーションのレストランです。私がイギリスに住んでいることから、タイトルはYumi Cross Healing World 「真夏の夜の夢」。
日ごろの忙しさを忘れてほんのひとときでもいい夢を見られたら・・・そんな想いを込めてプログラムを組み、8月の一夜の音楽を担当しました。私の拙いピアノでも役に立つんだったら嬉しいなあ、という想いでしたが、実際その夜は私にとって本当にスペシャルな夜になりました。
私は遠距離住人という立場のため、これまで幾度となく同窓会を見送ってきて、このままもう高校時代の友人には会えず、縁遠くなってしまうのではとあきらめかけていましたが、なんとこの企画のおかげでたくさんのなつかしい顔に再会することができたのです。それはまさに夢が叶ったような気持ちでした。(みんな気持ちはさっぱり変わってないよね。)ほんとうにこの会を作ってくれた博子さんや協力してくれた栗林君や中島君、そして忙しい時間を割いて来てくれた多くの同級生に感謝したいです。
プログラムを組んでから短い日々で(というのも、私が夏休みに帰省してから突然開催が決まったので・・・)それからあわててギアチェンジし、練習はしたものの(まだまだまだまだ)そんな私の演奏をあんなに長時間聴いてくれた友人のみなさんにはもうなんとお礼を言っていいかわからないほどです。この場を借りて改めてありがとうと言いたいです。これからもこんな風にいろんなアイデアの機会が持たれ、同級生のみなさんにまたお会いすることができれば嬉しいなあと思います。
クロス由美(旧姓:遠藤)
由美さん ビートルズを歌う
有朋自遠方来 不亦楽 由美さんコンサート追伸
2年前の「ゆみちゃんのピアノ聴きたいよね。」という同級生の何気ない一言から始まったコンサート、今年2回目を開催することができました。今回も前回に違わず突貫工事でしたが、急なお誘いにもかかわらず協力して下さった同級生の皆様には心から感謝しています。
こういった機会を作ることができるのも由美さんというピアニストの友人がいて、いろんな形ですぐに力を貸してくれる同級生がいるお陰です。
これからも時折高校時代へのタイムスリップを楽しみながら共に歳を重ねていきたいものです。
(佐藤博子 旧姓:石上)
おっさんたち大いに酔う