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スニーカー独自開発へ・フラワー長井線利用拡大協が新企画・高校生と沿線事業者連携
(2021年6月20日山形新聞より)


高校生と企業がタッグを組み、フラワー長井線のオリジナルスニーカーを開発する新企画がスタートする
(画像はベースとなるスニーカーのイメージ)

  フラワー長井線の沿線4市町や民間団体などでつくる利用拡大協議会(会長・内谷重治長井市長)は本年度、沿線の靴製造業者や高校生とタッグを組み、山形鉄道のオリジナルスニーカーを開発する。高校生の“足”としての鉄道と、足を守る履物を結びつけた新企画。地元企業の技術力や若者の感性を生かしたものづくりと発信を通じ、マイレール意識向上や長井線のPRにつなげたい考えだ。

 革靴製造の「宮城興業」(南陽市、高橋和義社長・S52卒)が協力する。デザインを担う高校生は沿線市町の長井、長井工業、南陽、荒砥、置賜農業の5校から計15人程度を募る。

 高校生は7月31日から10月上旬までに計4回、同社などで開くワークショップに参加して複数の試作品デザインを考えるほか、動画制作などのPR方法を検討する。デザインのモチーフは長井線そのものや、沿線地域の伝統芸能などを見込む。高校生が同社工場を見学する機会も設け、職業観も養う。開発したスニーカーの生産・販売は同社と山形鉄道が担う。数量限定の受注生産とし、高校生に販売する際は学割を適用させる計画だ。

 同協議会は事業費として30万円を計上。このほか山形新聞社のクラウドファンディング(CF)「山形サポート」でも近く支援を募る。返礼品はスニーカーの仕立券やオリジナルグッズを想定している。

  同協議会はプロジェクトに参加する高校生を7月12日まで募集している。問い合わせは長井市地域づくり推進課内の事務局0238(82)8005。