好きなこと伸び伸びと・登府屋旅館・遠藤直人社長・南陽高で講演
脱・横並びの取り組み紹介
（2021年3月24日山形朝日新聞より）
生徒たちに好きなことを突き詰める大切さを説く登府屋旅館の遠藤直人さん（H6卒）＝南陽市・南陽高
置賜地域で活躍する人の生き方を学ぶ学習会が18日南陽市の南陽高で開かれた。旅館業を通して地域を盛り上げる登府屋旅館（米沢市）社長の遠藤直人さん（45・H6卒）が講演し、周りの目を気にせず、自分が好きなことを突き詰める大切さを説いた。
学習会は、高校生の地元定着や古里回帰につなげる置賜総合支庁の「おきたま若者のシビックプライド向上事業」の一環。「総合的な探求の時間」で地域づくりや福祉、政治経済を学ぶ2年生28人が受講した。
遠藤さんは「横並びから抜け出すには」をテーマに、車いす生活の人でも楽しめる宿への挑戦や旅館から落語をネット配信する新たな試みなどを紹介。「自分の好きなことを伸び伸びやり、誰にもまねができない形で作っていくことが大切」と語り掛けた。
将来の夢は管理栄養士という鈴木レインさん（17）は「地元でどうやって生き残っていくか独自の方法を探し出す手法を知ることができた」と刺激を受けた様子だった。
※全旅連主催・人に優しい地域の宿づくり・登府屋旅館最高賞(2019年6月5日山形新聞）
※浴槽にスロープバリアフリーに・登府屋旅館・遠藤直人さん（2018年6月15日朝日新聞）
※全国若旦那ランキング発表・8位に遠藤直人さん（2016年6月18日山形新聞）
