藩校興譲館、米沢中学、米沢一高、米沢西高、米沢興譲館高と続く米沢興譲館同窓会公式サイト

ホームページロゴ

農業のやりがいや魅力を伝える「アグリティーチャー」事業・米沢五中で開催
(2020年8月28日山形新聞より)


 地域で活躍する若手農家が先生となって中学生に授業する「アグリティーチャー」事業が31日、米沢市の米沢五中(大木晃校長)で行われ、畜産農家の伊藤稲馬さん(41・H9卒)と倫子さん(40)夫妻が1年生74人に農業のやりがいや魅力を伝えた。

 これから進路を考える中学生を対象に、置賜地域の市町村やJAなどで構成する置賜農業振興協議会が実施している。2人は写真や動画を使い、楽しさや苦労話を交えながら、一日の作業や米沢牛の認定条件などを紹介した。

 生徒から「育てた牛を出荷するときは悲しいですか」という質問に対し、2人は「食べた人が笑顔になるおいしい米沢牛になれるよう一生懸命育てているので、立派に育ってくれたことへのうれしさが大きい」と答えるなど、農業を通じて得られる喜びについて語っていた。