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大量の古文書解読・三間通区史を発刊・南陽の編さん委
(2020年7月4日山形新聞より)


内容について説明する佐藤鎮雄編さん委員長(S38卒)

 南陽市の三間通区は、地域の歴史をまとめた「三間通区史」を発刊した。

 旧公民館を解体した際、大量の古文書が見つかったことから、区史の製本を計画。2008年に区史編さん委員会(佐藤鎮雄委員長・S38卒)を組織し、編集を続けてきた。文書が大量で文字の解読も難しかったことから、今年4月中旬にようやく完成した。

 巻頭のカラーで、地区内の吉野川の風景や橋、神社や石仏、懇親会の様子などを紹介。また、三間通の名前の由来に対する考察、農民生活などを取り上げた。このほか、1594(文禄3)年に29世帯116人だった人口が2010年に207世帯642人になった推移や、歴代の地区役員などを掲載している。

 A4判93ページ。250部印刷し、地区住民や市役所、市・県・国の図書館などに配布した。

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