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よろしく・県信用金庫協会・新会長加藤秀明さん(S47卒)
(2020年6月27日山形新聞より)


県信用金庫協会・新会長・加藤秀明さん(S47卒)

 県内4信用金庫(山形、米沢、鶴岡、新庄)でつくる県信用金庫協会の会長に就任した。新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年度総会は書面決議となり、通常とは違ったスタートとなったが、「信用金庫は地域経済が困難な状況を受けて各地で誕生したとの歴史がある。今こそ地域社会の利益優先と相互扶助を基本理念とする信金の出番」と語った。

 3月初めから今月中旬までの間、県内4信金に対し取引企業などから5000件を超える相談が寄せられ、決まっている分も含めて160億円の資金を貸し出しているという。「前例にない規模、コロナ禍に伴う経済不況の特長は、需要だけでなく供給側も縮小せざるを得ない状況になる事だ」と指摘。「長く続けば、ある日突然、資金繰りに窮する企業が出てくる。そうならないよう、きめ細かくウオッチしていく必要がある」と強調する。

 会長職に対する抱負として「ほか3庫のトップはベテランぞろい。私は情報交換が円滑に進むよう、意見集約に努めたい」と謙遜した。趣味は自宅近くの畑で「農的生活をすること」と笑う。妻と米沢市内で暮らす。同市出身。66歳。