米沢市にマスク５０００枚ヤリミズ自動車贈る・寄付型私募債活用
（2020年5月14日山形新聞より）
中川勝市長にマスクを手渡す鑓水伸一専務（H4卒）＝米沢市役所
自動車小売業のヤリミズ自動車（米沢市、鑓水孝社長）は１３日、新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、市にマスク５千枚（２０万円相当）を贈った。山形銀行の寄付型私募債（夢みらい応援私募債）の発行手数料優遇分を活用した。
鑓水伸一専務（H4卒）が市役所を訪れ、中川市長にマスクを手渡した。鑓水専務は「困っている人がたくさんいると聞いている。買いたくても買えない人など、必要な方に使ってもらえれば」とあいさつ。中川市長は「自粛が解除されても、しばらくはコロナと向かい合って生活しないといけない」とし、謝辞を述べた。マスクは社会福祉協議会を通じ、買い物が難しい高齢者世帯などに配布される。
同私募債は手数料優遇分を原資に、発行企業が希望する学校や団体に寄付金・物品を贈る仕組み。同社に２月に５千万円の私募債を発行した。
