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地元飲食店みんなで応援・米沢の有志4人サイト開設
(2020年4月12日山形新聞より)


米沢市内のテイクアウト情報を掲載する「Yonezawa Take-away Information」

 持ち帰り情報、迅速に発信

 新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが減少する米沢市内の飲食店を応援しようと、市内の若手経営者ら有志4人が、テイクアウト情報をまとめたインターネットサイトを立ち上げた。市民への利用を呼び掛けるのと同時に、無料の掲載希望店舗を募っている。

 サイト名は「Yonezawa(ヨネザワ) Take-away(テイクアウェィ) Information(インフォメーション)」。新型コロナに対応するため、新たにテイクアウトを始めた店舗の情報をまとめた。洋食、和食などのカテゴリーに分け、11日現在で25店舗を掲載。各店舗の写真やメニュー、注文方法などを載せている。市と米沢商工会議所もサイトの情報発信などで協力している。

 有志4人は、1999年に米沢興譲館高を卒業した同級生(平成11年卒)で▽水産卸売会社取締役の佐野洋平さん(39)▽デザイン会社代表の兵庫濃(あつし)さん(39)▽清酒製造業社長の小嶋健市郎さん(39)▽市役所勤務の高橋光一さん(39)。40歳を前にして「自分たちで地域を盛り上げたい」と語り合う仲間同士で、「コロナに対して何かできることを」と、サイト立ち上げを考案した。

 取り組みのキーワードは「スピード感」。シナイで感染者が確認された3月31日以降一気に動き出し、今月6日にサイトをオープンした。人が集まるのを避ける意味もあり、その間4人で顔を合わせることはなく、無料通信アプリのLINE(ライン)やメールなどでやりとりした。

 「本業で飲食店からの発注が一気に止まった」とサイト立ち上げの経緯を振り返る佐野さんは「民間だけでも、行政だけでも解決できないものを解決するプラットフォーム(基盤)をつくりたい」と意気込む。実際にサイトの運営を担う兵庫さんは「日々情報が変わるので、少しでも早く掲載できるようにしたい」と話す。

 飲食店からの掲載登録はサイト内からメールで行う。電話での問い合わせは市商工課0238(22)5111か、米沢商工会議所0238(21)5111.