伊食材輸入業の佐勇・米沢の新工場が完成・90人を新規雇用
（2019年12月10日山形新聞より）
関係者がテープカットして完成を祝った佐勇山形工場＝米沢市
イタリア食材などの輸入卸業「佐勇（さゆう）」（東京・佐藤広志社長・H6卒）が米沢市の産業団地「米沢オフィスアルカディア」内に整備していた冷凍ピザなど食品加工の新工場が完成し、9日、完工式が行われた。23日から操業を始める予定。
敷地面積11,370㎡、工場は鉄骨造り2階建てで延べ床面積約2,230㎡。総事業費は約16億2340万円。工場では主力の冷凍ピザの加工をメインにチョコレートの製造も行う。事業拡張に当たり地元から約90人を新規雇用した。
完工式には同社社員のほか県、市などの関係者ら約80人が出席した。神事に続いて工場内を見学した後、テープカットを行い新工場の完成を祝った。佐藤社長は「この工場を足掛かりにして、さらに事業を拡張していきたい」と語った。
佐勇は和服卸業として1950（昭和25）年、米沢市で創業。99年にイタリアからン食品輸入をはじめチーズやトマトの缶詰、キッチン用品などを大手スーパーに卸すほか、冷凍食品の加工販売も手掛けている。
