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米沢の魅力無線で発信・県南アマクラブ・市制130年記念局開設
(2019年8月19日山形新聞より)


米沢市の市制130周年を盛り上げようと、県南アマチュア無線クラブが開局した記念局
「8J7YoNZW」=米沢市

 11月までQSLカード、特別デザイン

 米沢市が市制施行130年を迎えることを記念し、やまがた県南アマチュア無線クラブは記念局「8J7YoNZW」を開設した。11月までの5か月間にわたり、米沢が誇る四季の祭や130年の歴史と魅力を電波に乗せて全国に発信する。無線で会話したことを証明するQSLカードも特別にデザイン。130人目までの交信者には市の歩みと同じ通し番号を刻んだカードをプレゼントする。

 おめでたい年に無線を通じて盛り上げを図ろうと、今年3月に記念局開設を決め、準備を進めてきた。記念局は大きなイベントや記念行事が開かれることを記念して開設されるアマチュア局で、特別なコールサインが発行され、アマチュア無線会では人気がある。同クラブでは2017年に開かれた本県を含む東北インターハイの時も記念局を開設し、全国に発信した。

 コールサインは5文字までの制限があるため事務局の玉橋博幸さん(S48卒)は「できるだけ『YONEZAWA』の要素を生かし8J7以降を『YoNZW』にした」とし、7月1日付で、記念局の免許が下りた。

 開局式は7月20日、同市の市営相撲場南側芝生広場などで行われ、クラブのメンバーや中川勝市長らが出席した。中川市長は「多くの人と交信してもらい、米沢を訪れようとする人が増えることを期待したい」と語った。

 メンバーは早速、会場に設けた短波帯の無線機で「CQ(各局)CQ」と発信。電波を拾った他県の無線愛好者と交信し、記念局開設と米沢市制130年をアピールしていた。

 記念局は9月1日に同市の伝国の杜で行われる市制130周年記念式典会場敷地内などに設ける予定。