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ますむらひろしさん(S46卒)・盛岡で企画展・トークやサイン会も
来年1月「アタゴオル×北斎」中心
(2018年12月3日山形新聞より)


ますむらひろし(S46卒)「銀河鉄道の夜」(1983年発表)©ますむら・ひろし

 米沢市出身の漫画家増ますむらひろしさん(S46卒)の作品を集めた企画展が来年1月3日から、盛岡市の岩手県立美術館で開催される。猫のヒデヨシが活躍する「アタゴオル」シリーズと葛飾北斎の浮世絵を融合させた「アタゴオル×北斎」シリーズを中心に展示する。

 ますむらさんは1952(昭和27)年生まれ。20歳から漫画を描き始めた。73(同48)年に「霧でむせぶ夜」で週刊少年ジャンプの第5回手塚賞準入選。同年、月間漫画ガロで「1975」が入選した。75年に「ヨネザアド物語」、翌76年に「アタゴオル物語」を発表。85年には擬人化した猫が主人公の「銀河鉄道の夜」がアニメ映画化された。「アタゴオル」シリーズはますむらさんの代表作。空想の世界を舞台に、立って歩くユーモラスな猫「ヒデヨシ」と個性豊かな住人たちが登場する。企画展では「アタゴオルと北斎と賢治と」をテーマに、イラスト作品や漫画原稿、創作ノートなど約200点を紹介する。

 期間中は各種イベントを企画している。主なものとして、1月12日にますむらさんのアーティストトークとサイン会、ますむらさんと宮沢賢治研究家の牧野立雄さん(盛岡市)の対談を実施。同13日はますむらさん、牧野さんを講師に宮沢賢治ゆかりの地を巡るバスツアーを、同14日はますむらさんと歌手白崎映美さん(酒田市出身)らによるライブを行う。バスツアーは定員15人、参加費2千円で12月19日締め切り。問い合わせは岩手県立美術館019(658)1711。

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12月3日山形新聞