先端技術研究すごい!米沢興譲館生・山形大で実験講座
(2018年7月10日山形新聞より)
米沢興譲館高の生徒が最先端研究を学ぶ「グリーンイノベーション、ライフイノベーション実験講座」が3日、米沢市の山形大学工学部で開かれた。
理数科の2年生34人が七つの研究コースに分かれ、指導教官や学生から研究の基礎を学んだ。高分子・有機材料工学科の伊東浩志教授(S59卒)の講座テーマは「痛くない注射針を実現する精密加工」。射出成形機によってプラスチックの微細な形状を作り出す技術などを見学した。受講した原田あゆさん(17)は「大きな機械が本格的だなと思った。プラスチックの性質の違いなどがすごいと感じました」と話していた。
同校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環。同大による革新的技術研究を体験的に学ぶことで、さまざまな問題に主体的、創造的、協同的に取り組む姿勢を養うことを目指している。