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米沢興譲館高創立130周年・生徒作の記念歌完成 高い志を表現 きょう初披露
(2016年9月19日山形新聞より)


生徒が作詞・作曲した創立130周年記念歌を練習する吹奏楽研究クラブと音楽部の部員たち
=米沢市・米沢興譲館高

 米沢市の米沢興譲館高(岸順一校長)の創立130周年を記念し、生徒が作詞・作曲した記念歌が出来上がった。タイトルは「明日に紡ぐ」。伝統ある興譲精神を受け継ぎ、未来への希望を込めた。きょう19日の記念式典で初披露される。

 歌詞と曲は生徒自治会が在校生から募った。新聞・文芸部の2年多田綾乃さん(16)が作った歌詞に決まった後、それに合う曲を募集し、吹奏楽研究クラブの2年鈴木咲笑(さえ)さん(16)の作品が選ばれた。

 「♪緑かがやく 吾妻を見ては 今日の志 胸に抱く」―。同校南側に横たわる吾妻連峰を朝日が照らし出す情景から歌は始まる。「吾妻の高根より高い志を持って文武両道に励む興譲館生一人一人を表現した」と多田さん。鈴木さんはソプラノ、アルト、テノール、バスの四つのパートが奏でる旋律にこだわったといい、「最後のサビ部分へ徐々に盛り上がり、堂々と前へ突き進むイメージで仕上げた」と思いを語った。
 式典では、同クラブと音楽部のメンバーが歌を披露する。計42人が各パートに分かれ、13日から練習を重ねた。同部長の2年沢根美咲さん(17)は「先輩方が積み重ねてきた良き伝統を守り、在校生一丸となって新しい歴史を切り開いていきたい」と決意を語った。


 明日に紡ぐ

緑かがやく 吾妻を見ては 
今日の志 胸に抱く 
仲間とともに 学びあい 
未来への道 歩いていこう 
私たち 
伝統受け継ぐ 心ひとつに

真っ赤にもえる 吾妻を見ては
明日へののぞみ 胸に抱く
跡行く君に 希望を灯す
未来への夢 きっと叶えて
私たち
歴史を紡ぐ 心ひとつに


9月19日山形新聞