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リアルさを追求風景画や静物画・売間信章さん(S49卒)油絵展
(2016年8月15日山形新聞より)


自然界にはないような鮮やかな色も混ぜて花や風景を表現する売間信章さん(S49卒)
=山形市・荘内銀行桜田支店  

 洋画家の売間(うるま)信章さん(60・S49卒)=山形市元木3丁目=のミニ油絵展が同市の荘内銀行桜田支店で開かれている。自然界にはないような鮮やかな色を取り入れて、よりリアルに見せる風景画や静物画を紹介している。
 売間さんは網膜剥離をきっかけに30歳から油彩を始め、緻密に描くスーパーリアリズムに取り組んでいた。3〜4年前から現在の作風になり「実際にはない稜線(りょうせん)や木を描いたり、理想と考える色を塗ったり、本物と違うのに本物っぽく見せるのが面白い」と語る。
 会場には9点を展示。ペインティングナイフを使って大胆に色を重ねて立体的に見せた花々、米沢や大石田の最上川の風景を題材にした作品も。いずれも近作で、紫や緑を効果的に使うなど感性が光る。31日まで。

県内風景、独特の油絵・山形の売間信章さん(2015年3月7日山形新聞)