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ラーメン愛と減塩両立・米沢・店主ら20人、団体設立
(2016年4月15日山形新聞より)


製作したのぼり旗を掲げる笹木洋一会長(右・S45卒)と牧野元さん =米沢市すこやかセンター

スープ残しやすく・・・宣言カード作成
  塩分が多めというイメージがあるラーメンを安心しておいしく食べてもらいたいと、米沢市内の店主らが14日、「米沢らーめんから始める元気なまちづくりの会」(笹木洋一会長・S45卒)を設立した。店でスープを残すときに使う「うめぇげんどもスープのごすじゃぁ」カードを作成し、市民に適塩を呼び掛けるとともに、新しい減塩米沢らーめんの開発を目指す。

 米沢らーめんをこよなく愛すという会社員の笹木会長(64)が活動を発案した。友人で岸製麺(米沢市)社長の牧野元さん(62)が協力し、市が主催した昨年度の「米沢まちづくりプラン大賞」で優秀賞を受賞。麺業組合などを通して賛同者を募り、ラーメン店やそば店の店主ら約20人が会員になった。


「うめぇげんどもスープのごすじゃぁ」カード

 活動の第一歩は市民に適塩の大切さを知ってもらうこと。参加店共通ののぼりを掲げるとともに「のごすじゃぁ」カードを作成。減塩の方法を記したしおりを店内に置き、自分に合った塩分摂取量を考えてもらう。さらに店舗ごとに塩分量調査を実施し、利用客に分かるよう塩分、カロリーなどを表示県立栄養大や栄養士の協力を得て各店舗オリジナルの減塩新メニューを作る。市すこやかセンターで同日、設立総会を開き、事業計画を決めた。連休初日の29日から活動を開始し、参加50店を目標に情報発信に力を入れる。笹木会長は「健康志向の人も安心して食べられる米沢らーめんとして、全国にアピールしたい」と話している。