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「行動で規範示した」鷹山の理念紹介・千葉大教育学部・小関悠一郎准教授
米沢・シンポで講演
(2015年9月2日山形新聞より)


千葉大教育学部・小関悠一郎准教授(H8卒)

 米沢の歴史や先人の業績を学ぶ「鷹山公シンポジウム」が8月30日、米沢市の伝国の杜置賜文化ホールで開かれ、千葉大教育学部の小関悠一郎准教授(H8卒)が「<明君>の時代−現在(いま)に語りかける鷹山公の政治理念」と題して講演した。
 小関准教授は米沢藩9代藩主上杉鷹山が明君(名君)といわれた理由について「仁政によって経済と倫理のバランスが取れた社会を実現したからだ」と指摘。鷹山自ら田植えや雨乞いをしたことを紹介し「行動で領民の規範を示した」。「当時の主権者は鷹山公ですが、今は皆さんです」と会場を見回し、「鷹山公を手本に、誠実に堅実に、地道な努力を重ねましょう」と呼び掛けた。


9月2日山形新聞