画家・小池隆英さん(S54卒・米沢出身)歩み一堂に 山形美術館 あすから企画展
(2013年12月6日山形新聞)
大きなキャンバスに描いた作品をチェックする小池隆英さん(S54卒)=山形市・山形美術館
米沢市出身の画家小池隆英さん(S54卒)の創作の歩みを展示する企画展「絵画であること」があす7日、山形市の山形美術館で始まる。会場では5日、高さ2メートルを超す大きな作品が次々と並べられ、開展準備が急ピッチで進んだ。
小池さんは1960(昭和35)年生まれ。東急芸術大大学院終了後、97年に平面美術の若手作家を奨励するVOCA(ヴォーカ)賞に輝いた。今回は大学院時代から現在までの作品約70点を展示する一貫して色彩の関係性を追求してきた作品は、奥行きのある独自の絵画空間をつくる。小池さんは「抽象なので分かりにくいと思うが、作品の前で自分なりの見方でみてほしい」と話していた。
山形新聞、山形放送、山形美術館の主催で来年1月26日まで。12月7日と1月12日は、いずれも午後2時から、小池さんのアーティストトークが行われる。
画家小池隆英さんの新作個展(2011年2月1日山形新聞)