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長井商工会議所の新会頭・横沢泰雄さん(S45卒) (2012年12月1日山形新聞)

横沢泰雄さん
横沢泰雄さん(61・S45卒)

 「リーダーシップがあり、目標と信念を持って引っ張るタイプ」と周囲は評する。「敬愛天人」を座右の銘に、長井商工会議所の新たなかじ取り役として難局に当たっていく。
 5期14年会頭を務めた義父の横沢浩次氏が、健康問題などを理由に任期を約11カ月残して退任。役員、常議員らで組織する推薦委員会からの就任要請に当初は戸惑いを感じたが、地域の発展に役立つことができるのなら、と決断した。
 「長井はもともと、ものづくりのまちとして発展してきた。しかし、グローバル化、円高などで取り巻く環境が変わり、あらためて足元を見つめ直さなければならない時期に来ている」と分析。
 「人口減少の時代を迎え、地域が発展していくには、若い人たちが仕事に就き活性化してくれることが重要。官民一体となって地域産業の在り方を考え、事業運営していきたい」と決意を語る。
 立教大法学部を卒業し、1977年に医薬品製造・販売の協同薬品工業に入社。営業畑が長く、全国各地を回った。柔和な笑顔と穏やかな語り口が、初対面の人をも安心させる。
 趣味は長距離走。ハーフから30キロ、フルマラソンまでチャレンジ。東京マラソンも二度走り、完走した。「達成感、満足感がたまらない」と笑顔。「4時間を切る」のが当面の目標だ。
 長井市内で義父母、妻、長女と5人で暮らす。

12月1日山形新聞