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県地区対抗囲碁 太田六段(米沢・H18卒)が優勝 5戦全勝 7年ぶり4度目
(2011年10月24日山形新聞)

太田尚吾6段
優勝した太田尚吾六段(中央・H18卒)=最上町・観松館

 第52回県地区対抗囲碁大会(山形新聞、山形放送主催、日本棋院県支部連合会後援)は最終日の23日、最上町瀬見温泉の「ゆめみの宿観松館」で4、5回戦を行い、太田尚吾六段(米沢市・H18卒)が全勝で7年ぶり4度目の優勝を果たした。準優勝は佐藤隆一五段(鶴岡市)、3位は沼沢勇太六段(山形市)だった。
 初日3連勝と波に乗る太田六段は4回戦で、前回2位で招待選手の安田道隆六段(米沢市・S38卒)と対局。序盤の乱戦で大石を仕留めて圧勝した。沼沢六段との5回戦は20代同士の若手対決。中盤で相手の地模様に入り込んで快勝した。
 佐藤五段は初日に太田六段に敗れたが、手厚い碁で白星を重ね、4勝1敗で前回大会の3位を上回る2位。沼沢六段は初出場ながら3勝2敗で3位に入った。
 閉会式では審判長代理の吉岡啓日本棋院米沢支部幹事が太田六段に優勝杯、佐藤五段と沼沢六段に記念の盾などを贈呈。講評で3人の健闘をたたえ、大会を締めくくった。
 太田六段は「苦戦した碁もあり、全勝できたのは運もあった。7年ぶりに優勝できて感慨深い。さらに優勝を積み重ねたい」と話した。

10月24日山形新聞