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ライブの一体感“最高” バンドで活躍、上杉文化振興財団常務理事 磯部道昭さん(S44卒)
(2011年4月9日山形新聞)

磯部道昭さん
「四丁目バンド」でギタリストとして活躍する米沢上杉文化振興財団常務理事の磯部道昭さん(右・S44卒)
=米沢市大町4丁目

 米沢市の伝国の杜置賜文化ホールと上杉博物館を管理する米沢上杉文化振興財団、常務理事の磯部道昭さん(61・S44卒)=米沢市大町4丁目=は、市内外では名がしれたベンチャーズバンド「四丁目バンド」のギタリストとして活躍している。
 ギターと出会ったのは45歳ごろ。後に同じバンドメンバーとなる仲間に勧められ、未経験のエレキギターを手にした。もともとビートルズやブルースが好きだったこともあり、仲間の手ほどきで見る見る上達。リーダーの高橋徳男さん(59)が「短期間で上達した。年の割には上手」と冗談めかして語るほどの腕前となった。
 ギターは3本所有する。バンドのレパートリーはベンチャー図など1960年代の楽曲を中心に100曲ほど。年数回のライブではオールディーズやグループサウンズも披露する。「自分が楽しむのはもちろん、人に楽しんでもらえるのが音楽のよいところ」と磯部さん。演奏を聞き、懐かしさから涙を流して喜んでくれる人もいるという。
 専門誌に取り上げられるほど有名になった四丁目バンド。ちなみに「四丁目」は普段の練習場である磯部さんの自宅住所から名付けられた。メンバーはほぼ同年代の6人。最高齢の磯部さんは「ライブで味わう一体感や緊張感は何物にも替え難い」。多忙な日々で、冬の間は練習もあまり行わず“冬眠中”だったが、暖かくなるこれから徐々に活動を再開する予定だ。

4月9日山形新聞