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現役とOBが交流試合 興譲館高の剣道部「無学会」 (2010年8月16日米澤新聞掲載記事)

現役・OB対抗戦
白熱の現役・OB対抗戦

 県立米沢興譲館高校剣道部のOB会「無学会」(工藤亮介会長)による稽古会、現役・OB対抗試合が14日、米沢市笹野町の同校剣道場で開催された。
 現役部員に対してOBが稽古をつけるとともに、対抗試合を通して交流を深めようと行われたもので、今年で26回目。
 この日は現役部員12人とOB約50人、計約60人が参加した。

鈴木愛梨教諭
鈴木愛梨教諭が指導

 稽古会では、高畠高校剣道部で監督を務めている鈴木愛梨教諭が指導を行った。鈴木教諭は、今年度の全日本女子喧噪選手権山形県代表に選ばれた実力者。現役部員らに約1時間半にわたって稽古をつけ、フェイントを入れた面の打ち込みなど、実践的な技を指導した。「相手の裏をとることが大切」「打ち込む時は左手を伸ばすこと」などとアドバイスを送ると、部員らは熱心に聞き入り、さっそく練習の中で挑戦した。
 また、現役部員とOBらの対抗試合では、昨年度から昭和52年度の卒業生など、幅広い年代のOBが参戦。竹刀がぶつかる炸裂音が「パチ、パチ」と道場にこだまする大熱戦を繰り広げた。
 無学会は、中学生を対象とした練習会の企画・運営など、剣道を志す青少年の底辺拡大や心身の健全育成事業などにとりくんでいる。また、現役部員の支援や指導などのほか、OB同士の交流活動なども行っている。

8月16日山形新聞