和紙や米沢織使い手作りの人形、花 高畠で佐藤静子さん(S52卒)作品展
(2010年4月3日山形新聞掲載記事)
(2010年4月3日山形新聞掲載記事)
和紙や米沢織などの布を使った作品が展示されている「紙と布のクラフト展」
=高畠町・カフェギャラリー美蔵=
色とりどりの和紙や米沢織などの布を使った手作り作品が並ぶ作品展「紙と布のクラフト展」が高畠町高安のカフェギャラリー美蔵で開催されている。5日まで。
クラフト作家佐藤静子さん(51・S52卒)=米沢市南原笹野町=が企画した初の個展。臨床検査技師として仙台や米沢の病院に勤務する傍ら、趣味で切り絵や布のクラフト作りをしていたが、2008年にプロを目指し退職。現在は創作に専念している。
「春」をテーマに、和紙人形や布で作った折り本豆びょうぶ、紙で作った花など約70点を展示。生き生きとサッカーをする学生を表現した人形や、米沢織で作った小さなドラムとベースなどの作品が飾られている。佐藤さんは「詩と組み合わせるなど、面白く見られる工夫をした。ぜひたくさんの人に見てほしい」と話している。