ふんどし姿で還暦祝う 四三会 （2009年11月22日）
赤い褌姿で勢揃い 新たな人生のスタート！ 頑張れ「四三の会」
還暦の祝いには、本人に赤色の衣服（頭巾やちゃんちゃんこなど）を贈る習慣がある。これは、かつては魔除けの意味で産着などに赤色を使っており、還暦は再び生まれた時に帰るという意味から赤色の衣服を身につけるのである。今年、多くが還暦を迎えた四三の会の会員２３名が上杉神社において赤い褌姿で還暦のお祝いを行った。
米沢興譲館高校の同窓生でつくる「四三（しさん）の会」（相田修一会長）は22日、還暦を迎えた儀礼を米沢市の上杉神社で行った。神社本堂で年祝いの儀式が執り行われた後メンバー23人がまっ赤なふんどしを身につけて境内に登場。三本締めで還暦を祝った。
同会は1968（昭和43）年卒業生で結成。この日午前9時ごろの市内の気温は3.0度（山形地方気象台）で、コート着用でも肌寒さが感じられるほど、同所にはたくさんの観光客も訪れており、ふんどし姿の元気あふれるメンバーを見かけた人たちは驚き感心している様子だった。（2009年11月23日米澤新聞掲載記事）