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校長先生歌手になる・「本郷一」佐藤清二さん(S46卒)
(2017年5月9日山形新聞)


歌手・本郷一としてメジャーデビューした佐藤清二さん(S46卒)=米沢市・東京第一ホテル米沢

 元小学校校長の佐藤清二さん(64・S46卒)=米沢市通町3丁目=が歌手として第二の人生を歩み出した。「本郷一(ほんごうはじめ)」の芸名で4月5日に「一人旅」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)を発売してメジャーデビュー。「地元米沢を起点にして音楽を広げていきたい」と思いを語る。

 退職後、夢追いメジャーデビュー

 同市出身の佐藤さんは玉川大を卒業後、東京の養護学校に勤務。1979(昭和54)年に古里に戻り、米沢養護学校や市内の小学校の教壇に立ち、広幡小や上郷小で校長を務めた。2013年の退職後から趣味のカラオケに多くの時間を費やし、福祉施設の慰問や全国各地で行われる大会に多数出場し、実力をつけてきた。

 2年前、東京で開催された日本音楽振興会のカラオケ大会で審査員特別賞を受賞。審査員を務めていた作曲家瀧ゆうすけさん(神戸市)との出会いがデビューのきっかけとなった。「古里に根差した生き方と、素朴な人柄に引かれた」と瀧さん。「長年の夢だった歌手をさせてあげたい」という佐藤さんの妻恵子さんの思いも受け、瀧さんは自らの事務所に所属させ、「一人旅」を作曲、瀧さんの妻で作詞家の植田千賀さんが佐藤さん夫妻をイメージして詞をつけた。

 カップリングの「夢を求めて」と合わせて、佐藤さんの実直な人柄や、夫婦が互いに思いやる気持ちが伝わる歌詞で、人生観や夫婦愛を表現。柔らかい情緒あふれるメロディーラインで、どこか懐かしさを感じさせる歌謡曲に仕上がった。

 4月29日に米沢市内で記念パーティが開かれ、佐藤さんは同級生や友人たちに歌声を披露した。中学と高校で同級生だった中村美弥子さん(64)=米沢市=は「正直びっくり。還暦過ぎの希望の星として頑張ってほしい」、大学時代に寮で寝食を共にした井出靖博さん(65)=東京都世田谷区=は「やるからには本物を目指してほしい。後押ししたい」と話していた。

 佐藤さんは「いただいた芸名の通り、常に基本に立ち返り、古里を大事にしながら歌手の道を歩んでいきたい」と力強く語った。

5月9日山形新聞