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苦手な人もうなぎ好きに ラズウェル細木さん(米沢出身・S50卒)の漫画「う」 (2012年2月14日山形新聞)

漫画「う」
「う」第2巻 
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 米沢市出身の漫画家ラズウェル細木さん(S50卒)の「う」。泥臭い、にょろにょろして気味悪い、そんな理由でうなぎが苦手な人も、この漫画を読み終える頃には主人公藤岡椒太郎の熱烈な礼賛論の洗礼を受け、大のうなぎ好きになっていることだろう。
 「うなぎの蒲焼きは人類が生み出した最高の料理」と言い切る呉服屋の若旦那、椒太郎。昼も夜も食べ続け、蒲焼きとご飯が一体となって口中に広がる快楽に陶然とする毎日だ。食べている最中に電話がかかってくるとたちまち不機嫌になり、婚約者に「私はいつも真剣にうなぎと向かい合っているんだ!」とたんかを切って、「うなぎと結婚すればっ」と言い返されてしまう。
 蒲焼、白焼き、肝焼き、うざく、う巻き。時には大阪や九州・柳川に出かけ、地方独自のうなぎ料理も堪能する。毎回ただうなぎを食べ続けるだけの無謀ともいうべきグルメ漫画。いつまで続くか興味津津だ。(講談社・最新刊第2巻は570円)

 

おしょうしな大使にラズウェル細木さん(2010年9月20日山形新聞)

郷土料理描き続ける・ラズウェル細木さん(2010年6月13日山形新聞)

 

2月14日山形新聞