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政宗生誕の地アピール 米沢・松が岬公園、石碑建立 (2011年12月29日山形新聞)

伊達政宗生誕の地石碑
松が岬公園に建立された「伊達政宗生誕の地石碑」=米沢市

 米沢市の松が岬公園で28日、「伊達政宗生誕の地石碑」の建立除幕式が行われた。米沢はかつて伊達家の領地で、政宗出生の地とされており、市は石碑を通じて米沢の歴史を伝えていきたい考え。
 石碑は高さ約2メートル、幅約1メートル、奥行き約80センチ。庭石として有名な鮫川石を使い、自然石そのままの状態を生かして建立した。市出身の書家・鈴木不倒さん(S47卒)が隷書体を基に揮毫(きごう)。彫刻家で興譲小教頭の佐藤繁さん(S54卒)が意匠アドバイザーを務めた。
 松が岬公園内ではこれまで、政宗との縁を木柱で伝えていたが、「目立つものではなかった」(同市)。木柱の正面に今春、上杉景勝と直江兼続の「主従の像(天地人像)」が建立されたことを契機に、市が石碑の設置を決定。11月下旬から約1カ月で完成させた。総工費は107万円。
 除幕式には鈴木さん、佐藤さんら関係者が出席。安部三十郎市長が政宗誕生の場所とされる市内の館山城跡発掘調査について話し「石碑の建立で、米沢の歴史の奥深さを感じてもらいたい」とあいさつした。

 

12月29日山形新聞