藩校興譲館、米沢中学、米沢一高、米沢西高、米沢興譲館高と続く米沢興譲館同窓会公式サイト

　平成21年度米沢興譲館同窓会宮城支部定時総会が、ご来賓に高野譲同窓会長・蒲生直樹校長をお迎えして下記内容で開催されました。

• 【日時】　平成21年11月28日（土）15時30分（受付開始）、16時〜19時00分
• 【場所】 KKR　HOTEL SENDAI 〒980-0012宮城県仙台市青葉区錦町1丁目8番17号 TEL:（代）022-225-5201
  • （総会・講演会）3階「朝日の間」16：00〜17：00
  • （懇親会）2階「磐梯の間」17：00〜19：00
• 【次第】
  1. 総会　　主要議事は役員改選で、長年支部長の重責を担われてこられた中條仁支部長(Ｓ23年卒)が勇退されて顧問に就かれ、後任新支部長に塚原保夫東北大学名誉教授(Ｓ30年卒)が、又新幹事に甲(旧姓蔵田)國信東北大学名誉教授(Ｓ37年卒)が就任しました。
     長年支部を纏め続けた中條先生に感謝の意を表します。
     
     
  2. 記念講演会　　　講師に今野（旧姓渋谷）多助東北大学名誉教授（東北大学加齢医学研究所所長、宮城県がんセンタ−総長他を歴任。現在日本尊厳死協会東北支部長。長井高校出身、米沢有為会仙台興譲館舎生ＯＢ）が、「私の履歴書」というテ−マで、ご自身の米沢との関わり、小児科医としての研究業績、尊厳死問題など非常に興味深い内容を、医療史を軸に整理して頂きながらお話し頂きました。
     　 中でも米沢との関わりのお話しで、伊東忠太博士の兄、祐彦先生（小児科医、現九大学長、現久留米大学長などを歴任）が1910年に「仮性小児コレラ」と名付けた疾患原因を、今野先生が1973年に新ウイルスとして特定確認しロタウイルスと命名された事は、伊東忠太博士や祐彦先生が中心となって120年前(Ｍ22)創設された米沢有為会とのご縁や、先生がご用意下さった日本小児科学会誌に代表的存在として大きく載っていた祐彦先生のお写真が伊東忠太博士に瓜二つであったことと併せてとても印象深く感じました。
     
     
  3. 懇親パーティー　　高野会長から同窓会本部や他支部の状況、蒲生校長から興譲館高校の近況やＮＨＫヒストリア取材・放映などをお伺いし、母校興譲館で義の精神が綿々と受け継がれていることや、若き後輩達が溌剌と勉学に励み飛躍している様子を話題に懇親を深めました。

今野東北大学名誉教授講演

高野会長ご報告

塚原新支部長乾杯

高野会長ご報告

蒲生校長ご報告

安部元応援団長（事務局）による校歌、応援歌、エ−ル