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観光交流活動を支援 航空業界から朝日町観光協会議員に転職 
亀井秀介さん(S62卒:朝日町宮宿) 2009年5月16日山形新聞掲載記事

亀井秀介さん

 朝日町観光協会がことし4月、新設した専従職員「観光振興推進員」に、元日本航空社員の亀井秀介さん(41)=同町宮宿、南陽市出身=が着任した。
 「民間の発想を生かし、町民の観光交流活動をバックアップしたい」と意欲を見せる。
 米沢興譲館高から青山学院大学に進学。卒業後、日本航空に入社し、客室乗務員や人事採用担当などの仕事を担当。公私合わせてヨーロッパ、アジア、アフリカなど20ヵ国以上を訪問した。
 中でもヨーロッパを「観光の先進地」と語る。小さな町でも、住民は古い町並みを大切に残し、観光客向けの看板や観光コースが充実していた。一方で「日本、山形の観光地はあまり知られていない場所も多い」と感じた。そんな時、推進員の募集を知った。「地元に貢献したい」18年間身を置いた航空業界からの転職に踏み切った。
 「町を理解することが当面の仕事」と、観光協会が直接かかわらない町内のイベントにもこまめに足を運んでいる。観光協会独自のホームページの作成にも取り組んでおり、「町の観光資源は豊富で、住民のPR活動も盛ん。それぞれの活動が一体となれば、より多くの人が町内を訪れ、町全体が元気になる。その調整役になりたい」と意気込む。
 ワイン通でソムリエの資格を持つ。「朝日町のワインは歴史がある。芋煮などの郷土料理と一緒に味わうのが楽しみ」と笑った。

5月16日山形新聞