藩校興譲館、米沢中学、米沢一高、米沢西高、米沢興譲館高と続く米沢興譲館同窓会公式サイト

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米沢興譲館高校校長挨拶

 同窓会の皆様には、常日頃より本校教育活動にご理解・ご支援を賜り心から感謝申し上げます。昨年から輝かしい歴史と伝統を誇る母校に奉職し、同窓会の皆様からも温かく迎えて頂き、多くの励ましの言葉に支えられて学校経営を進めて参りました。これまで米沢支部の観桜会や関西、東京、県庁・教育委員会支部などの総会・懇親会に参加させて頂きましたが、本部役員の方々をはじめ、皆様からの惜しみないご支援を頂いていることに改めて深く御礼申し上げます。同窓会総会や今後お伺いする支部総会などで多くの同窓会の皆様とお会いできることを心待ちにしております。

 さて、今年度は201名の新入生を迎え学校がスタートしました。生徒はこれまで連綿と受け継がれてきた「自他の生命を尊重し、己を磨き、世のために尽くさん」という「興譲の精神」のもと、剛毅、進取の気風を継承しながら文武両道に励んでいます。本校は以前より難関国・私立大学をはじめ高い進学実績を誇っていますが、現在も県教委から進学重点校の指定を受けて生徒の第一希望実現を期した教育活動を展開しております。部活動においても、生徒は限られた時間ながら工夫を凝らした練習を行い、例年多くの部が地区大会を勝ち抜き上位大会に出場してきました。昨年はインターハイフェンシング女子個人が全国6位、国体陸上少年女子100Hで第3位という結果を残し、今年度もフェンシング部女子団体・個人がインターハイ出場を決め、県高校総体では陸上部男子走り高跳びで初制覇を達成しています。

 また、「科学好きの裾野を広げ、将来国際的視野を持つサイエンスイノベーター育成」を目指す文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業も今年度最終年度を迎え、昨年度末には「科学の甲子園」全国大会において、他県の強豪校を抑え実技部門で最高得点トヨタ賞を獲得するという快挙を成し遂げました。急激なグローバル化、人工知能による技術革新という変化の激しい社会で、生徒たちは高度化・複雑化する諸課題に対応できる汎用的能力が求められ、世界中の異なった文化的背景を持つ人と協力して課題を解決しなければならないと言われています。SSHの探求型学習は生徒の主体的な学習姿勢や問題発見・解決能力を育み学校活性化にも繋がっており、次期SSH指定獲得に向け現在計画を策定中です。さらに、第6次山形県教育振興計画でも探求型学習の推進が謳われており、平成30年度に本校の学科を改編し普通科に加え探求課を設置することが県教委から発表されました。

 今年、本校は明治19年の創立から130年を数え記念事業が実施されますが、次期SSH申請、探求課カリキュラム開発と大きな節目の年と言えます。これを契機に昨年1年をかけ、大きく変化する社会で生徒が将来伸ばすべき能力や資質、態度を職員全体で議論してきました。その結果、将来求められるものは全て「興譲の精神」に基づくものであることが再認識され、本校の教育精神は時代が変わろうと普遍的なものだと確認されました。

 今後とも「興譲の精神」を教育活動の根本に据え、同窓生の皆様が一層誇れる学校づくりを目指し全力で努力することをお誓い申し上げご挨拶とさせていただきます。

平成28年8月 米沢興譲館高等学校校長 岸 順一


 この4月に校長を拝命いたしました大貫英一と申します。
 平成21、22年度の2年間教頭として勤務させていただきましたが、この度再び大きなご縁をいただきまして、2度目の母校奉職となりました。浅学非才でありますが、精一杯努めたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 同窓生の皆様には、常日頃から物心両面にわたり多大なご支援を賜りまして衷心より感謝を申し上げます。御蔭をもちまして、生徒たちは文武にわたり明るく伸びやかに学校生活を送っております。

  本校は全国にも稀な歴史と伝統を誇る高等学校でありますが、各時代において「学びの杜」として国や地域の要請に応えてきた経過、その連綿と続く教育の幅と奥行き、そして諸先輩方のご活躍やご高名の数々は、まさに他に類を見ないものだと存じます。
 また、古来「文武両道」を高く標榜し、数多くの素晴らしい実績を誇る活気にあふれた学校でもあります。互いに切磋琢磨し、ひたむきに努力し、人間としての逞しさや他を思いやる情を育んできたのではないでしょうか。
 そして何より「興譲」の精神は本校教育の根幹であります。
 現在、国や県の大きなプロジェクトをいただきながら、夢と可能性にあふれた学習活動を展開しております。また一方で、数多くの本校独自の試みも積み上げております。私たちは今、それらすべてを包含し、本校に流れる「こころ」や伝統的教育精神を基軸として、興譲館らしい「学びの姿」を形作ってまいりたいと念願しているところです。そして、生徒にとって何より大切なことは、各自がそれぞれ高い目標を持ち、自己実現を図るべく、学習や部活動等諸活動に日々精励することであります。力を尽くして努力を重ねることこそが成長や進化に繋がっていくものであると信じております。

 以上、本校発展に向け、教職員が一丸となって精進する所存でありますので、同窓生の皆様にはさらなるご指導とご支援を賜りますよう切にお願い申し上げる次第であります。 最後になりますが、本校同窓会のますますのご隆盛を心よりお祈り申し上げます。

平成25年5月
山形県立米沢興譲館高等学校
校長  大貫 英一

大貫校長